八王子でインプラント・ホワイトニングをお探しの方に

 

インプラント駒津歯科レーシングチーム 第五幕スタート!・・・(2007年4月 エリア選手権筑波大会)

<3月14日筑波シーズン初走行>

昨年はこのシーズン初走行で軽く流して1分0秒台をマーク、幸先良いスタートを切ることができました。

今年もそのくらいでスタートしたいと思っていたのですが、この日は気温も低く、しかも風が強い・・・。

1本目はなんとか膝を擦るのがやっとの1分5秒台。

もう少しペースを上げた2本目も、そこそこ頑張って1分3秒台、そこからもうちょい頑張って1分2秒になんとかかするのがやっとという燦燦たる結果に終わってしまいました。

もちろんコンディションは良くなかったのですが、それにしても・・・っていう最悪のシーズンインになってしまいました。

<3月28日筑波練習走行2回目>

初走行から一転してこの日のコンディションは最高です。

1本目は普通に走って普通に1分0秒台の中盤でぐるぐる回り、2本目はもう少しペースを上げて1分0秒前半でぐるぐる・・・。

手持ちで一番ボロいタイヤを履いていたので全く無理をしていないのに、このペースは悪くありません。

「いや、悪くないどころか絶好調なんじゃない???」

昨年は初走行こそ良かったものの、そこから1分0秒前半のペースを回復したのが5月の全日本筑波の直前でした。

それを考えると仕上がりは過去最高と言えるかもしれません。

<4月6日筑波選手権 公式練習 >

いよいよ今シーズン一発目のレースウィークに突入しました。

今回のレースは地方選手権なのですが、盛り上がりそうです。

全日本フル参戦ライダーが3名エントリーしてきたからです。

しかも全日本フル参戦組は前の週にツインリンクもてぎで全日本開幕戦のレースをしてきたばかり・・・。

つまり今シーズンすでにバリバリの実戦をこなしてきたばかりのライダーたちなので、うまく絡めれば5月の全日本に向けて最高のシュミレーションができそうです。

【公式練習】

今年もこのレースの公式練習はJSB(1000cc)クラスと混走になりました。

この混走練習の効率の悪さは昨年レポートしたとおりです。

この状況でタイムを出すのはなかなか難しいので、この練習ではタイムを一切気にしないで、課題を「コーナー進入スピード」だけに絞って練習することにしました。

それでもクリアラップが取れると0秒台前半は確実にマーク。

うーん、悪くはないのですが、これだと去年までの自分と全く同じ状況です。

まあタイムは気にしない!!!って決めていた走行なので、本番で頑張りましょう!!!

<4月8日筑波選手権 予選・決勝>

前日の夜から振り出していた雨・・・。

天気予報も「くもり時々雨」みたいな微妙な状況だったのですが、いざ車の中で朝を迎えてみると雲ひとつない青空が広がる絶好のコンディションが待っていました。

もし本番の全日本筑波のレースウィークが雨に祟られたら、この日のレースが今年最後の好コンディション下での筑波の走行になる可能性もあります。

このチャンス・・・絶対にものにしないといけません。

【公式予選】

手持ちのタイヤで一番状態の良い「中古タイヤ」で今シーズン最初のタイムアタックを開始します。

コースイン後3周目から1分0秒台に入り、その後3周に渡り1分0秒前半で足踏みしたところで、前走車にひっかかりここで一旦ペースダウン。

クリアラップを確保してアタックした次の周のタイムが1分0秒031

この次の周も前を行くライダーに引っかかりタイムダウン。

残りの予選時間もあまりないので、そのまま抜いていきますが、ここからチェッカーまでの3周でクリアラップを確保できずにそのまま予選終了。

結果は全日本フル参戦ライダー3人の中に割ってはいる形で予選3番手。

59秒台に入らなかったのは不満でしたが、予選後半遅いライダーを抜きながらも0秒フラット付近を連発していたので決勝はもうちょっといけそうです。

【決勝】

予選上位の2名は全日本でもバリバリ中堅のランキングホルダーです。

完全に自分より格が上のライダーということになりますが、今年自分がレースを続けるのは、全日本でこの2人のような中堅ライダーの間に割り込んでいきたい・・・という気持ちがすべてです。

予定(全日本筑波)より一足早くそのチャンスが巡ってきました。

問題はスタートです。

スタートに成功してばっちりこの2人の後ろにつけたら石にしがみついてでも付いていくつもりです。

ただスタートに失敗したらそのまま逃げられて終わり・・・絶好のチャンスも水の泡となります。

そのスタート。

自分としてはまずまずのスタートでしたが、1コーナーの進入で予選後列のライダーに割り込まれて5番手で1周目を戻ってきます。

このライダーを抜くのに3周ほど費やし、4番手に浮上したところで、トップ3台との差はホームストレート1本分。

レース序盤にして決定的な差をつけられてしまってはいるのですが、見方を変えればここからしばらくクリアラップが続くということです。

欲しくて欲しくて仕方がなかったクリアラップ天国の中、渾身の走りで前の3台を追いかけ始めます。

ところが全開モード120%で追いかけているのですが、タイムが思ったより伸びてきません。

0秒前半での足踏み状態・・・これではオンボロタイヤで走る練習走行となんにも変わりません。

ここで昨年の6月のレースを思い出します。

まったく同じような状況。

ちょっと離れているトップグループを渾身の走りで追いかけているのにタイムが出てこない。

あの時は少し冷静になって肩の力を抜いた走りに切り替えたらタイムがポンとワンランク上がった・・・。

それを思い出して、少し力を抜いて走ってみます。

このあたりから時折、昨シーズンから悩まされたギア抜けの症状が出始めているのが気になりはじめますが、ギアチェンジには細心の注意を払いはながら周回を続けます。

さすがに全日本ポイントランカーたちによるトップグループはなかなか近づいてきませんが、それでも離されていく感じでもありません。

いや、むしろほんのちょっとだけ近づいているような感じがするときもあります。

「あっ、そういえばさっきの周のタイム確認してなかったな・・・。これでどんくらいなんだろ???」

最終コーナーのコーナリング中にちょっと視線をラップタイマーに移すと

59秒967」の文字。

「あらっ、いつの間に59秒に入っちゃってる・・・」

ちょっと驚きながらも、その次の周のタイムも

59秒754

「やっぱり出てる・・・」

と、ここからもう一息頑張りたいところでしたが、この次の周で周回遅れに引っかかりタイムを大きくロス。

ギア抜けもちょっとひどくなってくるし、右手の疲労も気になりはじめてくる。

些細なことですが、これらが重なって集中力が途絶えてしまいました。

これでトップ3台の追撃は断念。

ポジションキープの走りに切り替えチェッカー。

レース後半、トップ3台のうち1台が転倒したので、棚ボタの3位表彰台となりました。

まあ、トップグループに絡むことは出来ませんでしたが、2年ぶりに筑波の自己ベストを3/1000秒だけ更新しました。

もうちょっとザクっと更新したいところでしたが、まだもう少し全日本筑波までには時間があります。

もう少し頑張ってこの全日本筑波では中堅どころに割って入れるように悔いのない走りをしたいと思います。


photo by サーキットの食卓

・・・NEXT・・・

Copyright (C) 2000 駒津歯科医院 All rights reserved.