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灼熱の筑波・・・(7月18日 筑波スーパーカップ選手権(地方選手権))

舞台は再び筑波サーキットになります。

筑波は5月の全日本以降の練習走行でもコンスタントに0秒台後半はマークしていて調子は悪くは無いのですが、かといって0秒中盤や前半のタイムが出ているわけもないので、59秒という目標タイムをクリアするには、もうひとつふたつきっかけが必要な感じです。

ただこのレースはバリバリの全日本ライダーの飛び入り参加さえなければ、優勝タイムは0秒台か、もしくは59秒台後半となることが予想され、順当に行けば十分優勝争いに加われると思われます。

事前の練習で全日本筑波とSUGO選手権の両方で発生したオートシフタートラブルも完全に解決して、万全の体制(つまり”言い訳”のできない体制)でレースの臨みます。

【7/17(土)公式練習】

いつもの練習どおり0秒台の後半には入るものの、0秒台の中盤まではタイムアップできないという状況。

本番に向けてはタイヤが新品になることくらいしかタイムアップの要素はありません。

ただ外から見ている人の話では、昨年からの課題である1コーナーは未だにかなりヘボいらしい。

「ここだけで1秒近くロスしてるのでは」という見解もあったりします。

逆に言えばここさえ攻略すれば59秒に入るということなのですが・・・なかなかこの1コーナーはうまく走れません。

さて、この公式練習終了後、ちょっとした事件が発生します。

明日の予選に向けてタイヤを交換しようとタイヤサービスに行くと、なんと使いたいと思っていたコンパウンドのタイヤが品切れとのこと。

明日到着する予定だけど、予選は完全に間に合わず、決勝スタートの30分前くらいになるというのです。

いろいろ話を聞いてみると、在庫は都内芝浦の倉庫にあるというので、急遽筑波から芝浦まで自分が取りに行くことになったのです。

この日は午前中で走行が終わっていたので、上手くすれば夜の7時くらいには、飯・風呂すべて終えてゆっくりしようと思っていたのに、この予定外の芝浦往復が入ったため結局夜寝床についたのは夜中0時を回った頃でした。

【7/18(日)公式予選】

今回ですが、やはりありました。

バリバリの全日本ライダーの飛び入り参加です。

今シーズン全日本ランキング暫定7位のH選手。

この時点でこのH選手に何かアクシデントがない限り、自分の優勝はほぼ絶望的となります。

しかし、H選手の参戦は悪いことばかりではありません。

決勝でH選手の真後ろにつくことが出来れば、1周もしくは2周くらいしか付いていけないかもしれないけど、それでも全日本シングルランカーの走りをまじかで見ることが出来ます。

必死にくらいついていければぶッちぎられながらも、59秒台突入なんてこともあるかもしれません。

なんせ向こうは58秒台で走るでしょうから・・・。

予選はSUGOと同様前半をエンジン慣らしで後半にタイムアタック。

なずけて”慣らし&GO”作戦です。

それなりに走ってタイムは0秒9・・・予選3番手フロントローとなります。

【7/18(日)決勝】

決勝前、手持ちの温度計がなんと37度を示している。

ほぼ灼熱といってよい状態です。

とにかくスタートです。

あれからもスタートは練習を頻繁にしていて、いい感触を掴んでいます。

今回はあまり失敗する気がしません。

平常心で普通にスタートできそうです。

さあ、いよいよスタート前進行がはじまり、サイティングラップのコースインです。

「ガッ、ガッ、ガッ・・・・」

レース前に新品のクラッチディスクに交換したからでしょうか?クラッチミートがうまくいかずにエンストしそうになります。

スタート成否の鍵を握るクラッチ周りにいつもと違う違和感を感じます。


一度グリッドについて選手紹介が終わってからのウォーミングアップラップでも再びこの違和感はなくなりません。

「うわあ・・・、なんか嫌な感じ・・・」

「外れのクラッチディスク引いちまったか???」

そしていよいよレッドシグナル点灯・そして消灯でレーススタートです。

しかしやはり嫌な感じがもろ的中、クラッチをつないでもバイクが全然前に進みません。

よろよろとエンストしないようにかろうじて発進させるのが精一杯です。

結果楽勝で最下位で1コーナーに進入・・・いつもどおりのスタート失敗をここでも繰り返すことになります。

ところが2周目に入った第2ヘアピンで転倒車両がコース上に残って、しかもコース上にガソリンを蒔いてしまっている。

「これは赤旗!?」

その矢先、最終コーナーの進入ポストで案の定赤旗の掲示。

「ラッキー!神様ありがとう!」

赤旗とはレース中断を意味し、スタートがやり直しになることです。

スタートを大失敗した自分にとっては、この上なくラッキーな展開です。

再度スタート前進行のやり直しです。

ピットロードに戻ると嫁さんが駆け寄ってきます。

嫁:「スタートどうしたの?何かおかしいの!」

もう幾度と無く自分のスタートミスを見てきた嫁さんが、いつもと違う血相で聞いてきます。

こちらにしてみたら「いやあ、いつもの失敗だよ。いつものことなのに何でそんなびっくりしてるの?」ってな感じで聞き流していたのですが、昨日も何度か自分のスタート練習で上手くいっているのを見てきた嫁さんからしてみると、あまりに昨日の状態と違いすぎる・・・何かマシンのほうに問題があるのでは?ということらしい。

2回目のスタートはガソリン補給に手間取りサイティングラップに出ることが出来ずに、ウォーミングラップをピットロードから出ることになります。

そこでも再び「ガッ、ガッ、ガッ・・・・」とエンストしそうになります。

「あれっ、さっき一回スタートしてるから新品クラッチディスクの当たりは取れてるとおもうんだけどなあ・・・」

そしてグリッドに付き再度レッドシグナル点灯・そして消灯スタート。

せっかく神様がくれた2回目のスタートも、1回目同様全くバイクが動き出さずにやはり1コーナー進入時点で最後尾まで順位を落としてしまいます。

抜くのが難しい筑波のレースではこの時点で優勝はもちろん表彰台も絶望的となります。

さっき1回目のスタート直後の赤旗の原因になった予選4番手のライダーは2回目のスタートのグリッドには並んでいなかったのですでに消えています。

あと2回目のスタートは予選2番手のライダーが明らかにフライングしていたので、これも消えたはず。

となるとフロントローのライダーは予選1番手のH選手と3番手の自分しかいないわけです。

「諦めずに抜いていけば表彰台届くかもしれない!」

そんな思いで、周回ごとに少しづつ順位を上げていきます。

途中でどうしても抜けないTZにしばらく引っ掛かります。

「あー、このままこのTZの後ろでチェッカーになるのかあ・・・」

と諦めかけたその時、運良くこのTZがマシントラブルか何かでスローダウン。

「助かった!まだ行けるかも・・・」


この時点で何位を走ってるか分からないけど、感じとしては5位くらいまで上がってきたかな・・・という感じ。

ホームストレート一本分くらい離れた前方に1台いて、それも2周くらいで追いついて、これを抜いて戻ってきたところでラストラップに突入。

その先同じくホームストレート1本くらい離れた前方にさらに一台バイクがいる。

H選手ともうひとりT選手が脱落した気配がない以上、いまこの前方にいるもう一台を抜かないと3位以内に入ることはできなさそうです。

しかしすでにラストラップ、1周で追いつくにはちょっと離れすぎている感じで、そのままチェッカー。

「あーあ、表彰台逃しちゃったかあ・・・」

とクールダウンラップの途中で電光掲示板=リーダーボードに目をやると、なんとゼッケン31が3位に掲示されています。

見間違いかと思って何度見直しても3位です。

「よかった・・・、最後に前にいたライダーは周回遅れだったんだあ・・・」

そのまま表彰台に誘導されシャンパンファイト。


タイム的には自己ベスト更新なりませんでしたが、まあ表彰台でシャンパンを振れれば、まあ良しとしよう・・・っていう気にもなります。

********

レース後、今回のスタートミスはやはりクラッチにトラブルが発生していたことが判明しました。
このところずっとスタート練習をしてきたのでクラッチ周りにダメージが来てたようです。
よりによって本番でトラブルが出るのが今年のレースでついてないところです。

スタートが苦手
 ↓
スタート練習いっぱいやる
 ↓
スタートちょっと上手くなる
 ↓
と同時に練習でクラッチを酷使しすぎてトラブルを抱える
 ↓
本番で失敗する

改めて思い返すと涙も出ないほどのツキのなさです。

次回クラッチ周りは全て新品部品に変更。

秋以降はいよいよ本領発揮です。

・・・NEXT・・・

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